2013年6月29日土曜日

627:食い違い

昨日の学会で、もめるというほどではないけど意見のぶつかりあいがあった。

正しい例えではないのだけど、近いのがボトムアップの考え方とトップダウンの考え方のぶつかり。あと、正確性と実用性の兼ね合い。

製薬会社の人は時間に限りがあるので、精度はある程度落ちてもよいからスピードがそれなりにあるものを求める。対してアカデミアの人は正確なことに重きを置く。

お互い、全く逆のことを言っている訳ではなく、重要視しているところが違うのだけなので、「相手はそういうものなのだ」と流す方が楽だと思う。しかし一言言ってやらないと気が済まないのもあるんだろうなあ。


今日の空

日比谷公園にて。何の鳥だろう?


2013年6月28日金曜日

626:イメトレ

今日は自分が主催者側の学会でした。脳内が高速回転しているのか、昨晩寝ても2時間で起きてしまう始末。

様々な場面で、自分が行動している。何度も行動していると、その通りにできる気がしてくる。そうしたら大抵本番でも大丈夫。


今日の空

昨日の青空が懐かしい。また曇り空。


625:いつもの調子にするために

明日は、ここ1-2ヶ月準備に時間を割いていた学会が開催されます。今日の午後もその準備に費やされました。

このように、大きなイベントの前日や直前って物事の集中力をうまくコントロールできないことが多いです。そわそわしてしまったり、些細なことに異常に集中してしまったり。

そんな時にかなり助けられたのが、いつものTaskChute。準備に時間をとられることはわかっていたので、急ぎでないタスクは翌週にまわすという、緊急時に近い形で今日はタスクを組んでいました。何だかそわそわして落ち着かず脱線しかかった時はTaskChuteを見て、ルーチンを丁寧にこなすことに努めました。

大事なイベントだったり、ミスが許されないスケジュールだったりと、特別なシチュエーションの時にはタスクを念入りに組みます。しかし今日のように、非常時にいつもの調子を取り戻すためのタスク管理だって同じように大事だと思うのです。

後者の場合、自分がルーチンワークで何をしているかを予め把握していないと、いざその時には手遅れです。


今日の空

久々の青空!


2013年6月27日木曜日

624:眠気を別にする

せっぱつまっている時や、作業の調子が乗っている時は睡眠時間が惜しくなる。いや、寝るのは大好きなのですが、ごくたまにそういう時があるのです。

そういう時にあるといいなと思うのが、まじかる☆タルるートくんのとある道具。ストローのような形状で、頭にさすと眠気を吸い取ってくれる機能。さらに吸い取った雲状の眠気を人にぶつけると、その人は眠ってしまうという。眠気の保存&使用が可能なのです。

お金のように眠気を外に預けて、また使うということができたら、人間の時間の使い方は変わるだろう。けれども、眠るという行為は唯一独りになれる時間でもある。強制的にその時間帯が周期的に訪れることは、それはそれで大事なことなのかもしれない。essentialというか。


今日の空

下の方の雲だけ見たら晴れの雲に近いのに。


2013年6月26日水曜日

623:手始めに

「ちょっとだけやる、とりあえずやる」という仕事のとりかかりが苦手だ。全体の把握から入ろうとしてしまったり、細かな部分で立ち止まってしまう。

初めてだったり、全貌が見えない仕事だと、自分がもつ知識を使って仮定を増やしていき、そのままその仮定にがんがらじめになることが多い。

最初は、持ち出した定義そのものが確実ではないし、変わりうる、変えられるものと自覚していることが大事なのかしら。


今日の空

真上を見上げたらひときわ大きな雲。


2013年6月25日火曜日

622:感情を出すこと

20代くらいまで、感情は表に出す方がいいと思っていた。もちろん嫌な感情は除きますが。けれども、最近はそうでもないように感じる。たとえプラスの感情でも。

感じることは否定する必要はない。そう思ったのは自分の中では事実だし。それをことさら増幅する必要なないのかな、と。

楽しいから、うれしいから、好きだから、を無理に増幅していくと、その分それにまつわる逆の感情が生じた時に、同じくらいの増幅分で返ってくる気がする。自分の感情に振り回されて、疲れてしまう。

結論はありふれたものになってしまうけど、そのままが長い目で見てよさそう。変に閉じ込めず、変に開放せず。


今日の空

雲に亀裂が入ったみたい。


2013年6月24日月曜日

621:残しておきたいもの

ふと写真の整理を始めたら止まらなくなってしまった。私はPicasaで管理しているのですが、人認識の修正をしたり、紙にプリントされた写真をScanSnapで取り込んだり。

写真の整理をしていて感じるのが、可能なら動画も一緒に残すといいなということ。たわいもない、数秒の動画でも、写真には表現できない臨場感がある。特に、人の声は残しておきたいなあと思う。

技術が発達したら、匂いが残せるといいのにと思う。


今日の空

明かりがつき始める


2013年6月22日土曜日

620:自分で考える

研究の世界に限らずだろうけど、人とは違う尖ったものを求められる一方、常識や空気を読むことを求められたりもする。

どちらかに振れる方が、おそらくまわりに合わせる方が脳のリソースは使わないから楽なのだろう。けれども、まわりに価値観を委ねてしまっているから、まわりの人次第になって危険。

共通を求められる部分を含めて、自分の頭で考える。同じであることを求められることそのものが間違っていることがあるから。

自分で考えていれば、その行動に対する答えは自然と自分に返ってくる。


今日の空

雨は降っていなかったけど真っ白でした。




2013年6月21日金曜日

619:使ってもらえるものを

自分の判断でまとめたデータが、プロジェクトのメンバーに活用されていることを今日知った。

もともと正式なデータは別にあるのだけど使いづらいので、扱いやすい形の方がいいなと思い、チームの面子は潰れてしまうのを承知で加工したもの。

いくら見栄えのよいものでも、使ってもらえないと存在しないことと同じになってしまう。一緒に仕事をするのだから、現場の声は大事にしたい。


今日の空

濃淡がはっきり


2013年6月19日水曜日

618:自信と見栄

ここ1~2週間抱えていた案件が終了。相手方にデータを送りました。かなり細かく作り込んだので出来には自信がある。

このように自分がやった仕事に自信をもつことは大事だけれども、行き過ぎると過剰な自信というか、「見て見て~」といった虚栄心のように感じてしまう。本人だけがすごいと思っていて、まわりは冷めているような。

そう陥らないように心がけているポイントの1つは、かかった時間かしら。時間をかければよいというものではないので、「こんなに時間がかかったの。すごいでしょ。」という主張はしない。


今日の空

青空ではないなあ。よく見ると雲がたくさん。


2013年6月17日月曜日

617:手段

何か成し遂げたい目的があって、それを達成するためにあれこれ手段を考えるのは楽しい。

私がそんなことを感じるのは、ちょっとしたプログラムを作る時。どういうアルゴリズムで成し遂げようか、もっとスマートなやり方はないのか、そのことばかり考える。

会社を経営したり、世界中を相手にして商売することも、規模が違うだけでその人にとっては同じなのだろう。私にはとてもできない、大きな物事に見えるけど、目的と手段の規模が大きいだけ。


今日の空

クレーンと空


2013年6月16日日曜日

616:会えること

昨日は前の会社の同期を中心にゴルフ。

今日は夫の実家の家族たちとお昼ご飯。初めて会った時幼稚園生だった甥たちはやんちゃな小学生になっている。

昨日のゴルフも含め、みんなで会って何かをするというよりは、またこうして顔を合わせられたことを喜ぶ機会、になるのかな。

年を重ねてくると、簡単に会えていたのがそうではなくなって、顔を合わせられること自体がありがたくなってくる。


今日の空

新幹線から。愛知県の東部あたり。


2013年6月14日金曜日

615:思い込み

昨日、わかりやすい文章を書こう&しゃべろうと言ったにも関わらず、今日さっそくやらかしました。

今日、とある駅で人と待ち合わせをしていたのですが、○○駅としか伝えておらず、出口が複数あることをすっかり失念。携帯電話で連絡できたので助かりましたが、ひやりとしました。

それにしても思い込みは恐ろしい。私の中で○○駅と行ったら片方の出口しか思い浮かんでいませんでした。年をとって思い込みが強くなるとこうなってしまうのかしら。

注意力不足なのかもしれないので、ここ数日は不注意で事故を起こしたりしないよう気をつけたいところです。


今日の空

霧雨で煙る


2013年6月13日木曜日

614:わかりやすく、簡潔に

お店の人と話す時、「こちらの意図がきちんと伝わるしゃべり方を私はしているかしら」といつも気になる。

知り合い同士だと、言葉になっていなくても背景がわかったり、脳内で単語を補ってくれることがあるけど、初対面の人だとそうはいかない。

「わかりやすく、簡潔に」は、話し言葉、書き言葉共に反映させたい特徴。

まあ、こんなことを書いているきっかけは、ガソリンスタンドで「プリペイドカードに5000円入金してください」と1万円を手渡したら、まるっと全額入金されたからです。…給料日前なのにつらい。


今日の空

のっぺりとした雨空。


2013年6月11日火曜日

613:一抹の不安

仕事からの帰り道、ぽくぽく歩きながらふと思った。「このままだと、今の忙しさが落ち着いた時に糸が切れるな」と。

今は、余裕をもって仕事をまわしているというよりは、仕事に追われている感が強い。こう書くと受け身のようだけど、やるべき仕事は手を打ってこなせている。ただ、長期的に考えるタイプの仕事ができていないというあせりがある。

野球に例えると、向かってきている球は狙った方向にとりあえず打ち返せてはいるけど、休んだり、フォームを確認したりする暇がない。長期的な視点で物事を考える時間や体力が持てていないストレス、不安なのかもしれない。


今日の空

曇り。写真で撮ると簡単だけど、絵で描こうとすると難しそう。


612:初心者だけど

何回か書いていますが、仕事の合間に要旨集や立て看板作りをやっています。

とゆメモ: 608:データの返し方

データ加工は普段使わないIllustratorを使います。字を入力したり、線の色を変えたりする方法すら四苦八苦です。

慣れている人だと全体の勘所がわかっていて、まずはざっと大枠を作って細かいところをつめていけるのでしょうが、こちらは大枠を作るのにも時間がかかってしまう。

「そんなこと仕事じゃないからやらなくていい」「できる人に任せればいい」という考え方はもちろん正しいものではあります。けれども何でもかんでもそう結論づけてしまうのはどうなんだろう。

世間の常識や頭のよい人の言うことを何でも鵜呑みにするのではなく、自分の感性に従うことも大事だと思う。無駄であったり、痛い目を見るかもしれないけど、それも自分の選択であり、それでしか得られないこともある。


今日の空

1人だけ主張している雲が。


2013年6月10日月曜日

611:没頭

私はどうも没頭するとそればかりをやってまわりが見えなくなる。没頭は自己満足。もしこれが仕事なら、結果を出すところまできちんと至る必要がある。

けれどもアウトプットが必ずしも必要でない時、その没頭は無意味なんだろうか。

没頭は反射、本能というか、自分の意志関係なくそういう状態に自分がなってしまっているので、損得まで冷静に判断できていないことがある。

損得に関係なく、「没頭できる」ということはそれだけで価値があるように感じてしまう。それだけ集中を維持することが難しいと考えているからなのかな。


今日の空

夜の首都高


2013年6月9日日曜日

610:実家のPC

実家から「インターネットにつながらない」とSOSが来て、急遽行ってきました。

サポートにまで連絡しましたが、結局は線をしっかり差し込んでモデムを再起動したら直りました。よかったよかった。

これを機に実家のプロバイダーの契約を見直し。10年以上前の契約なので、割高なものになっていました。「スピードは遅くてもよいので安くして欲しい」との依頼をうけて、候補を出します。

私にとってネットがつながるのは当たり前の環境ですが、親はそこまで必要がない。改めて違いを感じるとともに、これも親孝行なのかなと思っています。


今日の空

もくもく好きな雲。

2013年6月8日土曜日

609:早起き早寝

私は早起きが苦手です。というより、おそらく早寝が苦手です。

朝のように会社に行かなければいけないという目に見える壁がないから、ずるずると夜更かしをしてしまいます。その分次の日の時間は後ろにずれていくのに。

夜更かしをしても、その分睡眠時間を削れば大丈夫と思っていましたが、それがきちんと機能するのは20代くらいまででした。うまく機能していないにも関わらず、懲りずに夜更かしを繰り返してしまう。

そこまで困っていないから、直そうとしないのだろう。けれども後々家族が増えたりしたら影響してきそうな部分でもある。


今日の空

こういう淡い雲を背景に、もくもくした雲があるのは好き。



2013年6月7日金曜日

608:データの返し方

とあるシンポジウムの事務局を担当しておりまして、現在要旨集を作っています。会場の案内を記載したり、演者の先生からいただいた原稿を、Wordファイルに整形したりなど。

自分が発表する際に要旨を書いたり、学会に参加したりする時は要旨集についてそこまで気に留めないですが、こうして作る側にまわっているからこそ見えてくるものがあります。

その中の1つが演者の先生方のデータの送り方。こちらから「この4点についてお送りください」と依頼していたのですが、きちんとその4点に沿ったファイル名にしてくださっていたり、Wordファイルだけでなく、PDFも添付してくださっていたり(整形した後、見栄えを確認するのに役立ちました)。

研究にはなりませんが、初めてのことで気づきがあったり、勉強することが多いです。


今日の空

遠くに一直線。


2013年6月6日木曜日

607:風ぐるま

Inceptionという映画が好きです。ネタバレがあるので、気になる方は読まないよう。

映画『インセプション』オフィシャルサイト (音が出るので注意)

予告編

夢の層が深くなるほど時間の流れがゆっくりになるという設定も好きですが、とある考えを植えつけるというコンセプトも好き。主人公の奥さんが死にとりつかれるように、それはじわじわと本人の意識を浸食します。

今回のターゲットであるライバル会社の息子さんは、最後に父親との思い出である風車(かざぐるま)を手にします。現実でも、そんな風車を自分の中に求めている人は多そう。自発的に探しにいくものではないけど、見つけた結果、その後の行動を自然と変えてくれるきっかけのようなもの。


今日の空

空が映っている川


2013年6月5日水曜日

606:さらけだす

喉の痛みがおさまってきて、そのまま治るかと思われていた風邪は、咳に形を変えて苦しめられております。

こんな状態で、「明日タスクセラピーブログ担当だ!アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ」とくじけかけましたが、こんな状態だからこその記事が書けました。

変にかっこつけた記事を書こうとすると大変ですが、ありのままをさらけだすと書けないことはないなあと思います。読者さんが望むようなクオリティかはまた別の話ですが。


今日の空

職場の近くは空が開けているので好き。


2013年6月3日月曜日

605:知られるということ

むやみに人とつながることは怖いと感じる。

「仕事上、コネが大事なのだからどんどん人とつながって自分を売り込むことが大事」と言う同僚がいる。一部同意できるけどすべてではない。

中途半端なつながり方をしてしまうと曲解されたり、そりの合わない人とお互い無利益なつながり方をしてしまう気がして。名前ばかり知られても実力が見合っていないと、マイナスイメージがついてしまうし。

もちろん、人に知られることによるメリットはあるのはわかっています。それは自分に実力がついたら自然に知られていくものではないのでしょうか。それでも自分で知らせる努力は必要なのかしら。


今日の空

白に挟まれた青


604:生活習慣

生活習慣をどうするかを考える時、その時の自分の好きなようにさせると欲望のままに動いてしまう。食べたいものを食べて、寝たいだけ寝てという風に。

上のような生活を続けていたら身体の調子が悪くなるはずなので、長い目で見るとそれは自分にとって好ましくない状態。未来の状態まで考慮にいれて行動を選択できればよいけど、今行動を決定するという状況で未来の不自由さは過小評価してしまう。

今の自分が先のことも考えて行動できるようにするには、どうしたらいいんだろう。リターンが早く返ってくるような行動を選ぶとか。例)「運動していい汗をかく→気持ちがいい」「夜遅くに食べない」→「翌朝の胃が快適」

あとは目の前の欲望は大したことがないよーと思い込ませるとか。夜遅くの食欲は寝てしまえば忘れられるし。

ほうっておくだけでは生活習慣はそう簡単によくはならないよなあとぼーっと考えました。うまくまわっている人にも何かトリガーがあったのでは。


今日の空

田んぼと夕暮れ