2013年5月22日水曜日

594:文章の詳しさと簡単さ

本人にとって「これで問題なく伝わるだろう」と確信できる文章でも、他人が読んだら意味を取り違えることはよくある話。

かといって、微に入り細に入り書き続けると冗長になり読みづらい。

「ここまではわかる、これ以降は説明して欲しい」というラインが1人1人にある。大人数を混乱させない文章を書くには、「ここまではわかる」という主張が多い部分は簡潔に、「これ以降は説明して欲しい」派が多い部分を的確に表現する。

しかし、その勘所はどうやったらわかるのか?やはり経験則になるんだろうか。

まずは自分自身が読み間違うことがないように。さらに他人の視点が欲しいが他人にはなれない。今とは違う自分という意味では、時間軸が異なる自分=未来の自分や、モード(仕事中、家でくつろぎ中)が異なる自分に見てもらう。

生きていて言葉を重ねて伝えていると、他人の異なる視点が提示される。その経験が、見方の例の層を厚くしてくれる。書いた時と異なる自分が、それを読んでくれるようになる。他人の異なる視点を受けいれられる余裕が必要だけど。


今日の空

光と青空


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