2013年12月30日月曜日

744:自動記録

今日から夫の実家に帰省しています。

スマホをいじる暇はあまりありませんが、そんな中助かっているのがMovesとPlaceMeというiPhoneアプリ。

起動しておくと自動的に位置のログをとってくれるアプリです。

Movesはある場所から別の場所への移動時間がわかりやすいのが利点、対してPlaceMeは場所の名前の取得の精度が高いのがありがたい。

1日が終わって記録を見ると、自分の時間感覚と実際の違いに驚かされます。


今日の空

新幹線から撮った富士山。見事でした。


2013年12月28日土曜日

743:直に体験したい

今日は横浜でランチを食べてきました。みなとみらいの景色を見ながら、コース料理をゆっくりと味わいます。

晴れた空と道行く人たちをぼーっと眺めていると、それぞれの人たちにみんな違う人生があるんだよなあとか、美味しいものを食べられて幸せだなあとか、とりとめもない考えが頭をよぎります。

科学が発達して、自分は家の中にいながらロボットを操って世界の秘境に行ってその場の景色を見ることはできるようになるかもしれない。けれども、自分自身が直に、リアルに体験したいという欲は、いつの時代でもあり続けるのではないかと思います。


今日の空

日本丸と青空


742:それで自分はどうしたいの?

年をとり、経験が増えてきて楽になりそうなものですが、いつまでたっても人間関係に悩みます。

複数人がいて、その間で立ち振る舞いに悩むと言うよりも、一対一ですね。「悩む」は言い過ぎかもしれません。その人との関係について考えてしまう、です。

相手の一挙一動の意味を考えてしまったり、今後どうなるんだろうと考えたり。答えの出ないことをずっと考えていて疲れます。

こうも頻繁に考えてしまうのは、自分がどうしたいか?のスタンスが決まっていないからではと、最近思うようになりました。

自分の腹が決まっているのであれば、想定内の相手の振る舞いによる大きな影響はないはず。あれこれ考えるよりも、まず先に考えるべきなのは、自分がどうしたいかではないか?


今日の空

すき間


2013年12月23日月曜日

741:運動を習慣にしたい

諸事情でスポーツジムが続けられないため、今日最後のトレーニングに行ってきました。

何度も日記に書いているけど、私にとって運動は動き始めるまでのハードルが高い。始めてしまうと、楽しいし、またやりたいと思うのだけど。

ジムに行けなくなって何もしないと、また運動不足の日々になってしまう。通勤で徒歩を取り入れたり、家で筋トレをしたりと何か習慣にしないと。

こうして今日このことについて書いたのは、書かないとその決意は絶対そのまま忘れるから。書いても何も手を打たなければやらないだろうけど、書かないよりはまだましなはず。


今日の空

金星と富士山


2013年12月20日金曜日

740:目標が苦手

今日書いたアシタノレシピの記事は、少し不完全燃焼でした。書き進めてみたものの、書きたい内容をうまく探り当てられていない、まだ埋まっている感じ。

日常からやりたいことを考える

「目標」と書くと、そこまでがとても遠いと思ってしまうのです。あと行き先がfixされてしまうことに不自由さを感じてしまう。

それよりは、身近な部分で快適さを求めたい。快適さといっても後で後悔するようなその場限りの楽ではなく、振り返ってもよかったなーと思えるような心地よさ。

そういう状態を常に求めていれば、未来の方向はそんなに間違わないはず。むしろ、当時は気づけなかった方向に向かえそう。


今日の空

校庭に誰もいなくて木々も枝のみ。寒くて冬らしい曇り空でした。


2013年12月18日水曜日

739:気づきづらいデメリット

週末に実家に帰省したのもあり、SNSやインターネットから離れておりました。普段会えない人たちと会うのに、わざわざスマホに時間を割くこともないなあと思ったためです。

実際触れないでいると、何も問題がないことに気がつきます。今までそういうことに時間を使い過ぎだったと思ってしまいます。

筋トレの重さを上げる、時間を長くしていくといつかは耐えきれなくなるようにわかりやすい負荷ならよいのですが、SNSのようにそこまで負担に感じていないことだと、それをし続けるデメリットに気がつきにくいです。じわじわと脳のエネルギーをとられて、集中力がなくなっていきます。

同じデメリットですが「しない」デメリットである、運動をしないデメリットに気がつきにくい、に感覚が近いです。運動をしなくてもすぐに問題はありませんが、じわじわと筋肉や体力が衰えていきます。

サイレントキラーだと言い過ぎかもしれませんが、このような、ぱっと気づきづらい兆候を見逃したくないという欲があります。


今日の空

下は白、上は青


2013年12月13日金曜日

738:publication bias

次のブログの記事を読みました。

Standards of Proof. In the Pipeline:

内容は、以前動画を貼りましたmolecular dynamicsという計算手法に対する問題提起をしたスライドがありまして、そのスライドについて著者がコメントしています。

このスライド自体もかなり面白いのですが、興味をひかれたのは記事中でも言及されていたheavy publication biasについて。

論文として世に報告される場合、その内容は特定の実験系、対象での結果のみなので、それ以外に通用するかは著者自身であるか、自分で検証しないとわからない。その論文上の対象はイコール1で報告されているが、報告されていない部分が0か1かは、論文のみでは判断がつけられない。
(と読みましたが、英語に全く自信がないので間違っていたら教えてください)

解釈に自信がありませんがこの前提で考えますと、科学論文に限らず、世に出てくる情報関係にも当てはまると思いました。true positiveが強調されて、true negativeはなかなか表にでてきません。

ちょっとまとまっていませんが、備忘録的に。理解が追いついていないです。


今日の空

富士山にちょこっと雲


2013年12月11日水曜日

737:仕事でいらっとしてしまった

ちょっと自己嫌悪に陥っています。同僚に強く当たりすぎたかもしれない。

部署内で1人が研究の進捗を話す報告会だったのですが、検討が甘いなあと感じ、がっつり言ってしまいました。私の方が経験が長い分野だったので、その分を差し引いた方がよかったかも。

何かを見落としている、○○という解析をやっていないという有無ではなく、その実験の目的や得たい結果のイメージがあいまいで、それらに基づいて進めている様子がないことにいらいらしていました。

実験方法や解析方法は、経験や知識がないと存在を知らないことがあるので最善手でなくても仕方がないと思いますが、目的や確認したい結果から逆算していけば、手段はさておき、どういうことが必要だ、こういう解析をしたいという概念は出てくるはずなのに。

体験談とかなら気になりませんが、研究において話し手の独りよがりな視点のみで進められるといらっとしてしまうので、冷静さが欲しいです。けんか腰でプラスになることはそんなにないと思うので。

おそらくこういうことにいらいらするのは、裏を返すと自分で気になっている部分だから。他人も納得できるような筋の通ったことをやりたい、間違えたくないと慎重になっているのだと思います。


今日の空

光る雲たち。


736:実行時期を見直せない

先日、時間の使い方についての記事を書きました。あれから数日経ちましたが、どうにも見直そうという気が起こりません。

理由を考えてみると、おそらくやっている仕事の大半が定型仕事ではないからかと思います。

毎月ある論文の輪読会の準備といった定型的なものは、逆算して7日前から論文を決める、6日前にスライドの定型部分を埋めるといったように、過去の経験から適切な間隔と時間の長さを予め確保するようになっています。

不定型な仕事は手順は都度残していますが、各タスクの実行時期まで見ようという気になりません。なぜ?とさらに自問してみると、他の仕事との兼ね合いで実行時期を決めているから、再現性がない、からかなあ。

人間(というか私)、追い込まれて痛い目を見ないと、何か変えようと思えないのかもしれません。

あっ、実行時期については見直すのは難しいですが、各プロジェクトの累積時間は作ってみようと思います。


今日の空

久々の雨。冬の雷で珍しい。


2013年12月10日火曜日

735:Ph.D.をとるまでの道のり

ぱうぜさん(@kfpause)が次のようなサイトを紹介していました。Ph.D.を説明するおもしろい図です。

博士号(Ph.D.)をとるまでの道のりをイラストで示すと。。。 | LifeScienceProject

これを見ているといろいろと考えてしまいます。尖らせている、境界線から出ようとしている研究をしているつもりが、論理はそのままに事例を増やしているだけだったり。

また、知識として蓄えている部分は、別の次元で見たら境界線すれすれだったり。ほとんどの知識がそうかと思います。

境界線に触れている部分、自分の専門性は持ちつつ、他の分野の知識を深めていきたいです。よく言われるT字型の縦棒を太くするイメージ。


今日の空

昼間なのにこの色の空は珍しい。


2013年12月9日月曜日

734:どの範囲を見る?

仕事中、タンパク質構造の動きをシミュレーションすることがあります。

丸い球で原子を表現して、それらをつなぎ合わせてタンパク質構造を作り、運動エネルギーを与えて挙動を見ます。

その動きを動画で見てみると、各原子が小刻みに動いているので、タンパク質全体が震えてるような状態です。次の動画は小さなペプチドですが、雰囲気は伝わるかと思います。


(注:音が出ます。動いている様子が0:30あたりから)

個々の原子の動きはランダムに見えますが、時間軸に沿って見ていくと、タンパク質のループが動いたりと大きな動きが見えます。

現在はある程度の長さがある時間単位で、タンパク質の動きを見て物事を考えます。もっと研究が進めば、ランダムに見える各原子の短時間の動きに意味を見いだせるのかもしれません。

同じように、所用時間の細かい増減や使い道に意味を求めて悩むよりも、まずは1日、あるいは数日、1週間、1ヶ月と変化が見えやすいところから手をつけた方がいいかもとふと思いました。


今日の空

雲が迫力がある。


2013年12月8日日曜日

733:投入時間と成果

今日は午前中はタスクカフェに参加して、午後は顔見知りの方たちとタスク管理のもう1つ上のレイヤーであるプロジェクト管理について雑談してきました。

午後の会に参加していたえばろぐさん(@ever_log)から出た提案が、「プロジェクトの総見積時間に対して、今どれだけ時間を投入したかを知りたい」というもの。

「ゲームで、敵のヒットポイントがわからず、いつ倒せるかわからないまま戦うよりは、ヒットポイント全体に対してどれくらいダメージを与えたか知りたい」という例えでした。

なるほど~と思いつつ、何かが腑に落ちない。違和感について考えていて、そしてえばろぐさんの話をさらに聞いていてようやく気がつきました。

えばろぐさんにとって、プロジェクトの仕事内容や見積時間はほぼ予想がつくので、そのプロジェクトへの投入時間は仕事のアウトプット量(成果)とほぼ等しいとみなせるもの。私は、いくら時間をかけてもアウトプットが出ていなければ、その仕事は進んでいないと考えていました。

えばろぐさんにとって、投入時間は費用であり、同時にそれは成果の達成量と相関するため、費用の増減で進捗を測れます。私は、進捗を測る手段としては、そのプロジェクトで生じるタスクをどこまで終わらせられているか、上げていたタスク項目をいくつ終えているかという、成果の達成量で進捗度を見ていました。費用は見ておらず、効果のみでプロジェクトの進捗を判断していたというわけ。

予算と支出の関係にある、見積時間と実績時間。これらはその日その日でタスクレベルでざっと見てはいたけど、直近1日、1週間、1ヶ月といった時間軸に沿って、プロジェクトで串刺しにして、アウトプット量と比較したことはなかった。アウトプットの状況だけ追っていると、それを得るために適切な費用(時間)が投入されているのか、そもそも時間が使われていない(やっていない)のかまではわからない。

アウトプット量が予定より少ない、遅れているなという時は、時間の予算をそもそもとっているか、きちんと消化しているか、予算と支出のバランスが大きく崩れていないか、まで踏み込まないと、なぜそのアウトプット量なのかが説明できない。

こうして書いてみると、インプットとアウトプットが対応しているのは当たり前の話ですが、アウトプットの状況ばかり気にしていて、自分のインプットの量、頻度、時期が適切なのかまで、きちんとフォローできていないなと気がつきました。

※眠い状態で書いているので、支離滅裂かも。ひとまずアップしておきます。


今日の空

朝のオレンジ色がうっすら残っている。


2013年12月6日金曜日

732:オフィスチェア

家用にオフィスチェアを購入しました。買ったのはIKEAのMARKUSというモデル。カラフルな色にしようか迷いましたが、革の方が布よりもお手入れが楽かなと思い、黒にしました。

初めてヘッドレストつきの椅子を買いましたが、もたれた時がとても楽です。このまま寝られそう。

今日組み立ててずっと座っていますが、1点まずいなと思うのが、床から座面までの距離が、一番低い状態にしても意外に高さがあること。私は160cmですが、深く腰掛けると足の裏がやっと床に接する程度で、足に体重がかけられません。試座した時はやや厚底のスニーカーだったから気がつかなかったのかも。

足に体重がかけられないと、座面に接している太ももがなんだか疲れてきます。足置き場を買った方がいいかもしれない。

前途多難ではありますが、デスクワークが少しでも楽になればいいな。


今日の空

木の芽が互い違い。


2013年12月4日水曜日

731:仕事を確定させていく

学会のシーズンが終わり、申請書や発表資料作りに追われていたのがようやく落ち着いてきました。さらに年度末の区切りが比較的はっきりしている職場なので、3月までに納品が必要な契約もそろそろ落ち着いてきます。

この時期から3月末までは、ぼーっとしているとすぐに過ぎ去ってしまう印象が、1年の中で最も強いです。来年の4月以降、新しいプロジェクトが始まり追われることになっても、自分がもともと興味がある研究を進められるよう、種をまいて育てたい時期になります。

今週は、期日が決まっていないけど確実にやりそうな仕事を確定させるようにしました。締切りまでわずかな状態で仕事が発生することを避けるためです。あいまいなまま、タスクの風船がどんどん大きく膨らんでそれを抱える羽目になるのが一番怖いです。

常日頃からそうできていればいいのですが、自転車操業の時はなかなか手が回りません。できる時の自分が何とかしたおかげで、未来の自分が少しでも楽になれば。


今日の空

青空が続きます。


2013年12月3日火曜日

730:変化

土曜日の結婚式二次会でいただいた時にはつぼみだった百合の花が開き始めた。

今朝家を出る時は、かろうじて中が見える程度だったのに、帰宅したらおしべやめしべがよく見えるように。そして水を交換して2時間経った今では、咲いたと言っていいくらい大きく開いた(夜行性なのかしら?)。

空でも草木でも、変化があるとそれを観察して喜んでしまう。自分自身の変化はどうかと考えると、変化を喜べるときとそうでない時がある。

何か単調な時、慣れてしまった時は、変化があると刺激になる。とても幸せだという時は、このまま時間が止まればいいのにと思う。おそらく止まったら止まったで、いつかは飽きがくるのかもしれないのだけど。


今日の空

けむりのような雲


2013年12月1日日曜日

729:積み重ね

今日は知り合いの結婚式二次会に参加してきました。

二人が付き合うに至ったエピソードを聞きました。新婦に知らせていた新郎の連絡先が、もうすぐ使えなくなるといったタイミングで、たまたま新婦が新郎に連絡をとったのがきっかけだそうです。

ありふれた考え方ですが、ちょっとした縁、偶然で人と人はつながっているんだなあと改めて思いました。

結婚相手に限らず、今連絡をとっている方々は「こういう出来事がなかったら、ここまで親しくはならなかったなあ」と思うきっかけがちらほらあります。

パラレルワールドには存在するかもしれない、ここにはない別の出来事や未来はうかがい知ることはできませんが、過去を振り返るだけでも複数の偶然の積み重ねだと思わざるを得ません。


今日の空

恵比寿から見た夕暮れ。