取りかかるまでおっくうだけど、好きな作業はデータ解析。
計算させた結果は数字の羅列のままだけど、「こういう切り口で表現してみよう」とデータをふるいにかけて整理すると、推測を補強するようなきれいな結果が浮かび上がってくる。
けれども注意しなければいけないのは、数字だけで判断してはいけないこと。成功率0%のように見た目は大失敗でも、狙っていた計算がそもそも走る状態ではないことがある。条件設定のミス。
私が相手をしているのはタンパク質構造と化合物なので、数字だけではなく、パソコンの画面で原子を表示させて、狙った相互作用をしているかまでを見る。ここまで確認して、「そういう結果ということか」とやっと安心できる。
今日の空
月と富士山
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