昨日はつい興奮した都電について書きましたが、夜はタスクセラピー出版記念パーティでした。
2013年春ごろから、タスクセラピーコーチの方々が次々に電子書籍を出版しています。そのお祝いだけでなく、佐々木さんがライフハックや情報発信についてどう考えているのかや、筆が進まない問題に対する大橋さんのお話など、濃密な2時間でした。
司会のねざさんに質問された「本を書くにあたって大事なこと」について、「きれいなフレーズなどでこぎれいにまとめずに、自分の体験や思ったことを自分の言葉で書くこと」と私は答えました。
しかし、自分のことだけが書いてあっても面白くはないよなあと、あれからちらちらと考えます。著者の体験とそこから導かれる抽象的な理論、その両方が読みたい。私は仕事柄、事象から抽象化にもっていく傾向が強いので、そうせず具体的なエピソードを意識して、やっといいバランスになります。逆の人もいるんだろうなあ。
答えがまだ出ないのが、抽象化の有無を抜きにしてただの体験談でも、聴いていたい体験談と、もう結構ですと断りたくなる体験談があるのよね。その違いは何だろう?
つらつら書きましたが、原稿を書いたけど発売を待っているという状況において、何冊も本を出している方、同じように今回初めて1冊出された方、読者の方、編集側の方、執筆に興味がある方と、様々な人と話せて、みなさんが感じていること、そう思われているんだという気づきや、試してみたいことがぽろぽろ見つかりました。
今日の空
古い屋根が空によく映えます。
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