「ここのラーメンはおいしいから」と先輩が連れて行ってくれるのですが、当時は良し悪しがわかりませんでした。おいしいけど、すごいおいしいのかがわからない。また食べたいかと言われると、そうでもない。よくわからないけど、他人がそういうならこれがおいしいラーメンなのかと思っていました。
今考えると、経験が少なかったのだと思います。自分の中の基準がなかった。無理においしい、そうでないを決める必要はなく、「わからない」のままでよかった。実際、何年も経つと「また食べたい」と思うラーメンに出会えるようになりました。
食べ物に限らず、音楽や絵画、ツールなども同じ気がします。その分野に不慣れな時、他の人がいいと言っているものがなぜいいのかが、よくわからないかもしれない。勉強していくにつれて、いつか自分もそれはいいと思うかもしれないし、やはり納得できないかもしれない。
その時々の自分の感覚を大事に、自分のペースで判断していけばいいのだと思います。
今日の空
ほぼくもりだったのに、建物の影から夕日がさしていました。
先輩の人と交流を持てているところが
返信削除人付き合いを大切にできる
礼儀正しいかただと感じました。